HVF溶射装置

フレームを鋭く絞った ハイビームフレーム プロセス

【図1 溶射ガンノズルの機構】

溶射業界で最初のHVF方式を 開発採用したことにより、 低コストで高機能皮膜が得られ、 各種溶射材料が 使用可能となり 多様なニーズに対応出来る様に成りました。

【装置の概要】

  1. コントロールユニットにてアセチレン (プロパン) 酸素の混合ガスと エアーを調整し、KJ-II ガンに着火しハイビームフレームを 形成する。
  2. コントロールユニットにてミニフィーダーのバイブ圧力と供給圧力を 調整し、 KJ-II ガンに溶射材料を供給して溶射する。

【装置の特徴】

  1. 小型軽量で現場作業に最適です。
  2. ペンシル型でパウダーON OFFが指先のタッチで操作できるので
  3. 文字を書く感覚で溶射出来る。
  4. 溶射パターンが細くでき、狭い部分の溶射作業にも極めて便利。
  5. 各種ガスが使用可能な為にセラミックス、 金属、プラスチックが すべて溶射出来る。 ※セラミックスにおいては、プラズマ溶射の様な超緻密 高硬度の皮膜が出来る。※金属においては、超緻密で無酸化の皮膜が出来る。
  6. ガス、酸素、 エアー、パウダーの調整がコントロールユニットのみで出来るため、操作が簡単。
  7. 溶射条件が各メーターで確認でき、皮膜の均一性、 再現性がアップ。
  8. エアー冷却方式により連続溶射が可能。
  9. 自動化しやすく生産ラインにセット出来る。
  10. 溶射の音が静かなので、住宅地でも作業が出来る。

【KJ-Ⅱ 溶射装置の応用例】

  1. 新しい種類のセラミックス混合皮膜や、 サーメット皮膜の開発や研究などに摘要が期待される。
  2. 印刷機のロールに、 耐汚性、 親水性、耐摩耗性、耐薬品性目的として、ガラス溶射を施工した。
  3. 各種ヒーター類に、 遠赤外線目的の為に、 遠赤外線セラミックスの溶射を施工した。
  4. 温度センサー保護管やルツボ等に耐熱性、耐食性の目的で、 セラミックス溶射を施工した。
  5. メカニカルシールやロールのジャーナル部分に、 耐摩耗の目的で セラミック溶射を施工した。
  6. 石材や陶磁器類に、 装飾の目的で金属、 ガラス等の溶射を施工した。
  7. 旋盤加工の誤作機械部品に、 肉盛り再生目的で鉄系 ステンレス系の 溶射を施工した。
  8. 電磁調理器用ナベの底に、磁力線吸収目的で鉄、アルミニウムの溶射を施工した。
  9. 電気部品に耐絶縁目的でセラミックス、 ガラス溶射を施工した。
  10. 金属構造物に耐食性 装飾性、耐摩耗の目的でガラス溶射を施工した。
  11. ダクタイル管が大きくて移動が出来ないので、現場作業で 巣埋め目的の金属溶射を施工した。
  12. パイプや鉄板等に、 防食の目的で亜鉛、 アルミニウムの溶射を施工した。
  13. 木材製品の装飾として、部分的に亜鉛、 アルミニウム、 真鍮、銅、ブロンズ等の溶射を施工した。
  14. 歯科用インプラントに耐食性、 骨との接着力を高める目的のために、 チタン、バイオガラスの溶射を施工した。

※1 色々な素材に対する溶射方法や、特殊な溶射材料も用意していますので、ぜひ弊社にご相談下さい。
※2 弊社ではセラミック溶射用の、封孔処理剤 (無機シール剤)も多種用意しています。 用途に合わせてご利用下さい。

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